翻訳さとり日記
30代文系主婦、特許翻訳者への道
寄り道

粘着タックとブチルゴム

有機化学の勉強を進めていて、何度も出てくる分子の名前は記憶に定着してきているのですが、それ以外はすぐに出てこない事も多いので、壁に一覧表を貼り付けています。

我が家は賃貸のアパートなので、画鋲で壁に穴を開けたくないなと思い、別の方法を考えていたところ、以前買った「粘着タック」(DAISO)の存在を思い出しました。

青いゴムを少しちぎって、小さく丸めて紙の裏に貼ると、壁にちゃんとくっつくのです。ねりねりしていると、小学校の時に流行ったねり消しを思い出します(笑)

ゴムはベタベタせず、貼るのも剥がすのも簡単です。繰り返し使えるので、なかなか減りません。

口コミを見ていると「壁紙に青色が移ってしまった」というコメントがあったので、長期間つけっぱなしにしないようにする予定です(つまりは、早く覚えましょうということですね)。

類似商品として、「プリット ひっつき虫」(コクヨ)という商品もあります。こちらはゴムの色が白いので、壁紙へ色移りしてしまった場合でも目立ちにくそうです。

こちらの海外製品(オーストラリア製)のものも評判がよいようです。

 

ところで、「粘着タック」の材質は、「ブチルゴム」です。

ちょうど勉強中の有機化合物の単元で「ブチル基」が出てきたので、関連性が気になり、ブチルゴムについて調べてみました。

ブチルゴム(IIR)=イソブチレン-イソプレンゴム。イソブチレンに数%のイソプレンを共重合した合成ゴム。

【主な特徴】
耐オゾン性、耐老化性、電気絶縁性、耐候性、衝撃吸収性が良い。但し、加工性や耐油性には劣り、他のゴムとの相溶性も乏しい。

【主な用途】
タイヤチューブ、人工芝のアンダーパット、電線皮膜など。

参考:https://www.sk-co-ltd.com/menu/silicone/silicone12_iir.html

※イソブチレン:イソブテン。ブチレン(ブテン)の構造異性体。石油分解ガス中に含まれる。可燃性を持ち、無色で特異臭のある気体。IUPAC命名法では2-メチルプロパ-1-エン。

※イソプレン:天然ゴムを熱分解すると得られる無色、揮発性の液体。天然ゴムのモノマー。IUPAC命名法では2‐メチル‐1,3‐ブタジエン。

参考:https://info.ouj.ac.jp/~hamada/Quantumch/subject/cq/chap6/pattern/cq986p21.html

「共重合」については未習ですが、化学式を見ると、イソブチレンの二重結合の手が一本、イソプレンにつながっています。そのせいか、イソプレンの二重結合が2カ所から1カ所に減っています。このあたりがポイントなのかなと予測します。

今日は、講義で学んだ知識と、実際の材料や製品との関連について調べてみました。さらっとですが、初めて特許公報にも目を通しました。このことで、自分の今の立ち位置(化学や物理の基礎知識が絶対的に不足している)を痛感したので、引き続き勉強を進めていきます。