目標
・岡野の化学(115)続きから
・結晶構造に関する演習問題
実績
・岡野の化学(115)
・結晶構造に関する演習問題
・結晶に関するノートまとめ
学んだこと
結晶に関するノートを補充しましたが、結晶の世界の広さに圧倒されています。
X線回折、金属の加工技術や観察方法(各種顕微鏡)など、結晶から発展する一部の分野を垣間見ただけに過ぎません。
数学、物理を学んでから戻ってくる予定のページも多いです。
息抜きに、準結晶の発見にまつわるエピソードを読みました。
結晶とも非晶質とも異なる新たな構造、準結晶を発見したダニエル・シェヒトマン博士は、サバティカルのため、アメリカの研究所に滞在して研究を行っていました。
当時の研究チーム長は、その研究成果を「とんでもない」と認めず、彼を研究チームから外してしまったそうです。高名な化学者、ライナス・ポーリング博士(電気陰性度の概念は有名ですね)も、亡くなるまで10年間、準結晶を否定し続けたとのこと。
それでも、シェヒトマン博士は、自らの発見に自信を持っており、研究を続けた結果、準決勝の発見から約30年後の2011年にノーベル化学賞を受賞されたとのことです。
出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Quasicrystal1.jpg
準結晶の原子配列、花や星のモチーフが見える気がします。
美しいですね。
明日(5/9)の予定
・岡野の化学(116)~
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