本日の目標
・岡野の化学(93)続きから
実績
・岡野の化学(93)、(94)、(95)途中まで
学んだこと
・イオン結合(続きから)
・共有結合
・金属結合
イオン結合についてノートをまとめていた時に、「自己修復ゲル」に関する記述を見つけ、興味を引かれたので読んでみました。
こちらで紹介されている両性高分子電解質(PA)ゲルは、自己修復性を示すそうですが、この性質にイオン結合が寄与しているとのことです。
イオン結合は、プラスの電荷とマイナスの電荷がクーロン力で引き合うことで結びつきます。静電引力でくっついているので、力を加えると結合が壊れてしまいますが、またもとに戻ることができます(磁石のようですね)。このゲルは、イオン結合の可逆的な性質を利用することで、壊れても自己修復する機能を持つとのことです。
もし、ここでイオン結合ではなく、共有結合を用いるとどうなるでしょうか。共有結合はいったん結合すると元に戻せない(不可逆的)ことから、共有結合によって結合した材料が破壊された場合、回復しません。
いったん離れてもまたくっつくことができるというイオン結合の性質が、このゲルの自己修復性のもとになっていることが分かりました。
明日(4/27)の予定
・岡野の化学(95)続きから
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