本日の目標
・岡野の化学(91)途中から
実績
・岡野の化学(91)、(92)、(93)途中まで
学んだこと
・電気陰性度(続き)
・イオン結合(途中まで)
電気陰性度は、有機化学編でもたびたび出てきたキーワードですが、今回新たな角度から学ぶことができました。
そのうちの一つが、電気陰性度と原子半径の関係です。
出典:https://sciencenotes.org/atomic-radius-and-ionic-radius/
電気陰性度の大きな原子と言えば、周期表の右上のほうに鎮座するF、O、N、Clですが、上の図から、原子半径がとても小さいことが分かります。
第二周期の元素で比較すると、原子番号が大きくなるにつれて原子半径が小さくなっています(N>O>F)。これは、原子核の陽子の数が右に行くほど多くなることで、有効核電荷(最外殻電子が感じる原子核の電荷)が大きくなるためです。最外殻の電子が原子核に強く引っ張られていることで、原子半径が小さくなっているのですね。
なお、F、O、Nは水素結合を作りますが、Clは水素結合を作りません。その理由は、ClはF、O、Nよりも原子半径が大きいために、表面の電荷密度が小さくなり、水素を引き付ける力が弱いためです。
明日(4/26)の予定
・岡野の化学(93)続きから
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