翻訳さとり日記
30代文系主婦、特許翻訳者への道
学習記録

学習記録(2022/2/17)

本日の目標

・資料印刷、DL(継続)
・元素分析ノート作り

実績

・資料印刷、DL(継続)
・動画視聴
4092_機器分析を支える基本原理
・元素分析ノート作り

元素分析について調べていたところ、穂積啓一郎京都薬科大学名誉教授によるCHNフォーラムのページを見つけました。穂積名誉教授は、1964年にCHN自動分析装置を開発された方です。

以下、一部分だけですが、元素分析の歴史をご紹介します。

1913年、プレーグルがオーストリア・グラーツ大学医学部の教授に着任しました。当時プレーグルは、医学部の教授として、胆石の加水分解物の化学構造を決めるという生化学の研究を行っていました。当時の技術では、元素分析一回につき数gの試料が必要でした。プレーグルの研究では、十分な試料を確保することが難しく、ついに研究を諦めなければならないというところまで来たとき、プレーグルは今ある試料量で分析できる方法はないものか、と考えました。

ちょうど同じ大学の同僚であったエミッヒが微量化学の研究をしており、エミッヒとの交流から、微量の試料を用いた元素分析法のヒントを得たそうです。さらに、微量な試料で研究を進めるため、技術者であるクールマンに、読み取り精度が1マイクログラムの微量はかりの制作を依頼しました。この微量秤を手にしたプレーグルは、1917年に微量分析技術に関する著書を発表し、mg単位の試料を分析することが可能となりました。彼の有機化学分野への貢献が評価され、プレーグルは1923年にノーベル化学賞を受賞しました。

プレーグルが微量分析技術の研究へとシフトしたのは、自身の研究が行き詰まり、もっと少ない量で元素分析ができないかという課題に直面したことがきっかけです。

何らかの解決すべき課題があり、研究者や技術者の試行錯誤から、日々新たな発明が生まれています。特許翻訳を志す者として、研究者・技術者への敬意、そして、技術や発明を「面白い」と思える見方が大切だと感じました。その地点へ行くには、まず、前提となる知識を押さえることや、技術の発展の歴史を学ぶことが必要だと分かりました。

有機元素分析に関する資料は、化学者や技術者の方が執筆されていました。そこで皆さんが書いていらっしゃったのは、現在の装置は自動化・電子化され便利になっているが、電子部品はあくまで分析化学反応をモニターしているだけであるとか、分析計の原理や特徴を活かして十分に使いこなすことはそれほど簡単ではないといった事でした。

今後もより高性能な分析機器が発明されていくかと思いますが、基本となる仕組みは化学・物理現象であることを忘れずにいれば、必要以上に怖がる必要もないのかと感じました。化学や物理の基礎を丁寧に固めていきたいと思います。

ビデオセミナーで注意喚起してくださった管理人さんに感謝申し上げます。
バイオメディカル系の分析機器についても、おって勉強したいと思います。

明日(2/18)の予定

・資料印刷、DL(継続)
・元素分析ノート作り(続き)